Wijgrid は階層データ連結をサポートします。これにより、カスタマイズしたクエリーを使用して、集計行と詳細行を含めた階層グリッドを表示できます。このような種類の連結では、2 つ以上のテーブルを親子関係で接続し、ネストされたグリッドを作成します。階層連結を使用することで、グリッド内に別のグリッドを表示し、フィルタリング、並べ替え、編集、グループ化などの基本的な機能をグリッドごとにサポートできます。
次の図は、1 つの行が展開された階層グリッドを示します。
主要なプロパティ
- data : 個々のグリッドには、Wijgrid 内でデータ階層を表すためのデータソースが必要です。各詳細グリッドのデータソースは、 data オプションを使用して設定します。
スクリプト |
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$("#demo").wijgrid({
data: nwind.customers |
- detail: detail オプションは、グリッド内の詳細グリッドの各種設定を定義します。これは、階層グリッド内の詳細グリッドに値を入力するためのテンプレートとして使用されます。このオプションを使用して、以下の項目を設定できます。
- dataKey: dataKey オプションは、wijgrid ウィジェットの 主キー&の識別に使用します。これには、接続されたデータベースのフィールド名が、文字列配列として使用されます。データソース内の各テーブルの主キー列は、それぞれの親テーブルまたは子テーブルの dataKey オプションに追加されます。
スクリプト |
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columns: [
{ dataKey: "CompanyName", headerText: "Company name" }
] |
- masterDataKey: masterDataKey オプションは、親テーブルと子テーブルの関係を設定するために使用します。masterDataKey の値は、親テーブルの dataKey に指定したフィールドと一致する必要があります。
- detailDataKey: detailDataKey オプションも、親テーブルと子テーブルの関係を設定するために使用します。このオプションは、詳細セクションに使用する子テーブルのデータを取得します。detailDataKey として設定するフィールドは、対応する関係での子テーブルの 外部キー&である必要があります。また、子テーブルの主キーであり、masterDataKey として設定したフィールドと一致する必要があります。
スクリプト |
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relation: [
{ masterDataKey: "CustomerID", detailDataKey: "CustomerID" }
] |
- pageSize: pageSize オプションは、親または子グリッドに表示する行数を決定します。